CATEGORY:実物 日本軍
2015年12月13日
海軍 略衣 兵用(第三種軍装)
骨董屋で見つけたものです。
第三種軍装において着用する被服なので「三種軍衣」とか言われますが
三種というのは装備セット名的なものなので三種軍衣という呼称は誤りですよね。
wikだと正式な呼び名は 開襟平襟式 との事です。
この略衣は元々は海軍陸戦隊向けに作られた背広型の軍服がベースと
なっており、十八年に制定されました。その後、十九年に三種軍装令で制定され
内地でも多く着用されるようになったという流れだそうです。
そのためか陸軍服には及ばないものの現在でも実物を目にする機会も多いですね。
当略衣は十九年製造、二十年交付とかなり末期に製作されたもののようで
服の色味も褐青色というよりは陸軍夏衣に近い色合いをしています。
釦は木製塗装品
背面
剣留はありません。
陸戦服には無い脇裂があるのが略衣
襟裏にはさらに濃い色の生地が縫われています
このブログでは十三年防暑衣で見慣れた
プリーツの入った胸部物入れ
腰部物入れ
内側
胸部物入れ裏側
腰部物入れ裏側
検定印
第二衣糧廠 十九年製 (たぶん二號
今回入手したのは末期の製造だったためか
複製でよく見るものとは縫目等異差があったりして
その他の年に製造されたものと比べたりして
違いを楽しみたいものですね。
第三種軍装において着用する被服なので「三種軍衣」とか言われますが
三種というのは装備セット名的なものなので三種軍衣という呼称は誤りですよね。
wikだと正式な呼び名は 開襟平襟式 との事です。
この略衣は元々は海軍陸戦隊向けに作られた背広型の軍服がベースと
なっており、十八年に制定されました。その後、十九年に三種軍装令で制定され
内地でも多く着用されるようになったという流れだそうです。
そのためか陸軍服には及ばないものの現在でも実物を目にする機会も多いですね。
当略衣は十九年製造、二十年交付とかなり末期に製作されたもののようで
服の色味も褐青色というよりは陸軍夏衣に近い色合いをしています。
釦は木製塗装品
背面
剣留はありません。
陸戦服には無い脇裂があるのが略衣
襟裏にはさらに濃い色の生地が縫われています
このブログでは十三年防暑衣で見慣れた
プリーツの入った胸部物入れ
腰部物入れ
内側
胸部物入れ裏側
腰部物入れ裏側
検定印
第二衣糧廠 十九年製 (たぶん二號
今回入手したのは末期の製造だったためか
複製でよく見るものとは縫目等異差があったりして
その他の年に製造されたものと比べたりして
違いを楽しみたいものですね。