CATEGORY:複製 日本軍
2013年08月16日
昭和五年制定防暑衣 。
そういえば八月十五日は終戦記念日であると供に私の誕生日だったりしてました。
なので私は平和の子です(
冗談は置いて
このたびとある複製軍衣を手に入れることができました。
中田商店製ではございません
販売名称は違いますが、おそらく各種特徴から
昭和五年に制定された防暑衣かと思われますので
そのていで続けます。
ウィキペディァの転載ですが
昭和五年制定被服の欄にあります↓
防暑衣
主に華南・台湾方面の酷暑地域用「特種被服」の一つとして防暑衣(ぼうしょい)が制定された。
夏衣が立襟であるのに対し、のちの昭和13年制式に擬似する開襟着用に適した折襟を採用、
また胸部物入れは切込型でなく貼付型であり、腰部物入(天蓋は無し)を新設した。
襟章および肩章は明治45年制式の従来品を付着する。
貼り付け式胸部物入れ、折襟、腰部物入れ、の特徴は上記の通りです。
日本軍の被服の胸部物入れは基本第二釦と第三釦の間に設置されますが
この複製では第二釦の位置に物入れがありますね。
実物資料が皆無に等しいのでこの位置が正解なのかどうかわかりませんが
着てみた感じ、違和感は少ないので良しとしませう。
(軍装研究してなきゃたどり着かないような被服なのでそこまで
気にするのは野暮かもしれませんが)
物入れの形状は後の十三年制定型でも同様のようです。
肩章留もついています。
脇には後の十三年型、十七年型にも続いて採用される
通気口とその蓋と釦があります。
くぱぁ
仲間が言ってましたが、此処を開けて走ると風が入って
涼しいとの事です。
腰部物入れ
兵用軍衣では九八式軍衣で初めて腰部に物入れが設置された
と、見せかけて昭和五年にすでに存在していました。
此処が後の十三年制定型だと九八式軍衣と同様の物入れに変更されます。
襟を閉じてみました。
九八式っぽくもあり、海軍陸式軍衣っぽくもあり、階級は肩章という
なんとも不思議な感じです。
防暑衣なので開襟。
以前仲間が見せてくれた昭和五年防暑衣の写真では
兵科章を付けて開襟着用していて非常になんだかなぁ、という
見た目になる軍衣ですね。そこも含めて様子が良くて魅力なんですけど。
肩章と階級章を付す。
一気に豪勢に見えます
一応背面
これだけだと後の防暑衣と判別がつけづらくなりますね
同梱の昭五式夏袴。
あ、私のつま先が写ってる いやん。
夏袴でもホックを省略していない点で
個人的に超評価します。
昭和五年制定以前にも防暑衣と言うのは試製が何種類か
あったと聞きましたが、資料が皆無なのでよくわかりません(ぉ
正式化された初の防暑衣がこの形状の物ですね
昭和五年制定の頃からサイズ表記は大中小で記されたとの事です
(誰か確証取ってください。)
南方の写真でたまに見かけるのは、今回の昭和五年制定ではなく、
後の昭和十三年制定の可能性が高いと思いますが
この五年制定も肩章留を外して使用され続けたり、
逆に十三年制定に肩章留を増設したものが過渡期には
存在していたので、もうわけわかんねぇ。
見分ける最大の特徴が腰部物入れなのですが、
革帯弾薬盒を巻くと見えなくなるので、もうどっちでもいいです
だって実物に「昭五式」とか「九八式」とか記述ないんだもん 。
なんにせよ唯一の複製なので喜んで着させて頂きます。
ありがとうございます。
なので私は平和の子です(
冗談は置いて
このたびとある複製軍衣を手に入れることができました。
中田商店製ではございません
販売名称は違いますが、おそらく各種特徴から
昭和五年に制定された防暑衣かと思われますので
そのていで続けます。
ウィキペディァの転載ですが
昭和五年制定被服の欄にあります↓
防暑衣
主に華南・台湾方面の酷暑地域用「特種被服」の一つとして防暑衣(ぼうしょい)が制定された。
夏衣が立襟であるのに対し、のちの昭和13年制式に擬似する開襟着用に適した折襟を採用、
また胸部物入れは切込型でなく貼付型であり、腰部物入(天蓋は無し)を新設した。
襟章および肩章は明治45年制式の従来品を付着する。
貼り付け式胸部物入れ、折襟、腰部物入れ、の特徴は上記の通りです。
日本軍の被服の胸部物入れは基本第二釦と第三釦の間に設置されますが
この複製では第二釦の位置に物入れがありますね。
実物資料が皆無に等しいのでこの位置が正解なのかどうかわかりませんが
着てみた感じ、違和感は少ないので良しとしませう。
(軍装研究してなきゃたどり着かないような被服なのでそこまで
気にするのは野暮かもしれませんが)
物入れの形状は後の十三年制定型でも同様のようです。
肩章留もついています。
脇には後の十三年型、十七年型にも続いて採用される
通気口とその蓋と釦があります。
くぱぁ
仲間が言ってましたが、此処を開けて走ると風が入って
涼しいとの事です。
腰部物入れ
兵用軍衣では九八式軍衣で初めて腰部に物入れが設置された
と、見せかけて昭和五年にすでに存在していました。
此処が後の十三年制定型だと九八式軍衣と同様の物入れに変更されます。
襟を閉じてみました。
九八式っぽくもあり、海軍陸式軍衣っぽくもあり、階級は肩章という
なんとも不思議な感じです。
防暑衣なので開襟。
以前仲間が見せてくれた昭和五年防暑衣の写真では
兵科章を付けて開襟着用していて非常になんだかなぁ、という
見た目になる軍衣ですね。そこも含めて様子が良くて魅力なんですけど。
肩章と階級章を付す。
一気に豪勢に見えます
一応背面
これだけだと後の防暑衣と判別がつけづらくなりますね
同梱の昭五式夏袴。
あ、私のつま先が写ってる いやん。
夏袴でもホックを省略していない点で
個人的に超評価します。
昭和五年制定以前にも防暑衣と言うのは試製が何種類か
あったと聞きましたが、資料が皆無なのでよくわかりません(ぉ
正式化された初の防暑衣がこの形状の物ですね
昭和五年制定の頃からサイズ表記は大中小で記されたとの事です
(誰か確証取ってください。)
南方の写真でたまに見かけるのは、今回の昭和五年制定ではなく、
後の昭和十三年制定の可能性が高いと思いますが
この五年制定も肩章留を外して使用され続けたり、
逆に十三年制定に肩章留を増設したものが過渡期には
存在していたので、もうわけわかんねぇ。
見分ける最大の特徴が腰部物入れなのですが、
革帯弾薬盒を巻くと見えなくなるので、もうどっちでもいいです
だって実物に「昭五式」とか「九八式」とか記述ないんだもん 。
なんにせよ唯一の複製なので喜んで着させて頂きます。
ありがとうございます。