CATEGORY:WWⅡ米軍
2013年01月20日
WWⅡ海兵隊フィールドパック/カーゴパック
初期型カーゴパックが手に入ったのでフィールドパックと一緒に
紹介してみましょう。
(いいかげん言わなくてもいいと思ってるんですけど、
私は特に米軍ではリエナクトメントをしようとしている
訳ではありませんので素人知識御了承ください。)
M1941フィールドパック、P41フィールドパックの
表記もあったりハバーサックとも呼ばれたりして
どれが正式か良く解りませんが
「41年型の海兵隊バックパック」と覚えておけば
なんとなく大丈夫なんでしょうかね。
M1941の名のとおり41年に海兵隊独自に開発された
バックパックだそうです。
M1910ハバーサックとの違いは普通のリュックサックのように
単体で背負うことが可能。
同時に採用されたストレートサスペンダーと
組み合わせて使うのが正規だが、殆んど誰もそんな事は
していなかった様子。
大きく分けて初期型、中期型、中期型(後期型?)OD色
ナム戦時ナイロン生地型が有るらしい。
このフィールドパックは中期型、後期型に分類される形です。
初期型では蓋の部分がフラップ型になっているとの記述を見かけましたが、
ここら辺はどうなんでしょうか。詳しい人居ればよろしくどうぞ。
中期以降は完全な袋状で上部を折りたたんで閉じます。
解説はここらで写真を御覧頂きます
右はレプリカでカーキ色、生地が柔らかいです。
左は実物でOD色のものをカーキと言い張れるまで色を落としたもの
です。(前オーナーの処理)
両方とも中期以降の型です。
実物の方はカートリッジベルトに接続する金具が
取り外されています。が、殆んど使わないので問題ありませんね
ちなみにレプリカの方は金具の形状が妙ですね。
生地が柔らかい意外は見た目の色合い等も
レプリカは良い感じです。
上のレプリカはカーゴパック接続するための
金具のループが設置されてませんね。
この状態の使用なら背負い紐の所にカーゴパック
を接続できます。
背負い紐の金具。
金具をレプと実物で交換しちゃいました。
下の金具に空いた穴を使わないとサスペンダーと
組み合わせた正規のパッキングが出来ないんですね。
ある時期からこの穴は省略されたようです。
だれも正規の組み方しないからでしょうね。
続きましてはカーゴパックです。
正規には「M1941フィールド・カーゴ・パック」
でいいんでしょうか。
左が初期型、右が後期型です。
カーゴパックは基本この二種類の形状だと思います。
後期型も、カーキ色のは硫黄島前後から使用され始めていたようです。
写真のODの後期型はベトナム戦時に再生産されたものだそうです。
ちなみに、ナム戦になるとこのカーゴパックはほとんど使用されず
デッドストックが相当数のこっているようで
今でもかなり安く手に入るようですね。
蓋を開いたところ
初期型はフラップを閉じる方式、
後期型は袋状で上部を折りたたんで閉じます。
初期型の方が容量は多いです。
この初期型、金具が古い型ですので
採用初期の生産品なんでしょうかね
フィールドパックにつなぐベルトの金具
後期型の方が頑丈そうでいいですね。
フィールドパックならカーキ色のレプリカが
出回っているようなので其方をお勧めします。
お気に入りに入れさせてもらっています「PKミリタリア」様
からどうぞ。
カーゴパックは後期型はそれなりに出回っていますが
だいたいナム戦型です。後期型でもカーキ色か
初期型を気長に頑張って探して下さい。
次回はフィールドパックの接続やら
各装備の取り付けをやってみます。
サスペンダーの組み合わせためんどい方法
はやりませんけど。
電動M1ライフルが楽しみですね。
・・・G&Gだと・・・・・・。
私も最近、海兵隊装備を集めております!
背嚢のレプリカはどこで購入したのか、教えていただければと思います!
ここで紹介しているレプリカは昔沖縄の某軍装店が
販売していたもので、現在その店舗は通販を行なって
いないため物が在るかどうかは不明です。
しかしWW2海兵隊は所謂後期型と呼ばれるものは
大戦中にあまり使用していないようなので初期型の
収集をお勧めします。
それでは装備収集頑張ってくださいませ。