CATEGORY:エアガン

2012年04月27日

九九式短小銃

それでは本日は九九式小銃の紹介です。
タナカ製ガス式小銃です。だれかKTW製を譲ってください。
実銃は三八式歩兵銃の後継として開発されました。

九二式重機関銃との弾薬の共通化を計り、使用弾薬を
6.5mmから7.7mm口径に変更しています。ただ、九二式実包との
共用を考えられていましたが高威力すぎて小銃での使用は困難
とされ新たに開発された九九式実包を使用します。
(リムの形状から九二式実包の使用は不可とされています。
逆に九二式重機関銃には九九式実包の使用は条件付で可とされています)

大きく分けて短銃身型と長銃身型に分けられます。
開発した当初は三八式と同等の長さで製作されましたが
正式に採用されたのは短銃身型のほうでした。

(長銃身型も正式採用だったようですが、殆ど前線には出回らなかった様子です。)
この九九式短小銃から、二式テラ銃や、かの有名な誰も知らない銃、試製四型小銃などが
開発されたようです。

確実な情報ではないですが、長銃身型の狙撃銃も存在したとかしないとか。

初期、中期、後期、末期に大分されますが、最も多く生産されたのは中期型のようです。
エアガン、モデルガン化されるのは、もっぱら初期型ですけども。

タナカ製ガス銃では初期型を再現。
九九式短小銃


スベイルリング(日本語で何て言いましたっけ)の位置から
短小銃は騎兵銃としての使用も想定されていたのがわかりますね。
(三八式や長小銃はスベイルリングの位置は銃本体下部)
床尾板はカップタイプ。
九九式短小銃


照尺はV字型かた丸穴になります。狙いやすいですよ。
三八式でも中期、後期生産型では照尺は丸穴の形になるのですが
カスタムパーツとして出してください。狙いやすいのです。
九九式短小銃


タナカ製は遊底部がリアルに再現されていますので御覧のとおり
遊底覆は10秒以内に着脱可能です。
九九式短小銃

遊底を開いたところ。動きが素晴らしいですね。
勿論、安全子は稼動いたします。九九式からの側面に溝が無く、
出っ張りもないものですね。三八式の安全子も後期ではこの形になったそうです。
九九式短小銃



さく丈が曲がってるが気にしないでください
照星に横にガードが設けられています。三八式の後期型でも(以下略
初期型なので単脚が設けられています。
九九式短小銃



このように立てます。使い辛い事この上ないので中期生産仕様でのモデルアップが
望まれます。
九九式短小銃


ついでに友人から譲って頂いた九九式短小銃用の実物上帯です。
ただ、タナカ製は実銃と構造が違うので無加工での取り付けは出来ません。
これは三八式でも同じく(以下略
九九式短小銃


あまりレポートなどでは見かけませんが、銃握から床尾までの長さが
三八式よりも短く、銃床の括れも有り、三八式よりもかなり構えやすくなっています。
そして何より全長がかなり短いので草むらの中でも邪魔にならないので
ジャングル戦ではかなり有効です(私個人の意見です)。
実は私は個人的に三八式より、九九式長小銃のほうがギリギリ上で好きだったりします。
理由は絶妙なマニアックさと口径の大きさです。大口径バンザイ。

タナカ製はパワーソースがガスなので安定性は低いものの、
日本軍の小銃シリーズはガス式ではありえないような命中精度を持っていますし
金属製による重量感、質感もあり、かなりお勧めの一品ですよ。


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九九式短小銃の良く似合うジャングル戦が楽しめますよ。
米兵の皆様、草むらから突然現れた九九式短小銃を携えた日本兵に突撃されに来ませんか?

http://projecttn.militaryblog.jp/e307654.html




タグ :日本軍装備

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Posted by 半井匠(ナカライ タクミ)  at 01:09 │Comments(0)エアガン

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